29歳の頃、私が感じていた「焦り」の正体
2019.3.11
前回の記事で私が29歳の頃感じていた「焦り」の体験を書きました。この記事では、「焦り」を生み出していた原因について書いていきます。
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29歳のときに感じていた「焦り」の正体
29歳のときに私は漠然と、
- 一生サラリーマンを続ける気はさらさらない
- 副業(インターネットビジネス)を成功させたい
- 自由なお金と時間を手に入れたい
- 早く、起業しなきゃ
- 早く、成功しなきゃ
- 早く、金持ちにならなきゃ
と思っていました。
それを別の言葉でいうと、
早く、あんな風になりたい
という思いです。
「あんな風」ってどんな風やねん?って思いますよね。
インターネットが発達して、いろんな情報が勝手に入ってくるようになりました。
- 自分と同じ年齢で、企業を上場させている人
- 自分と同じ年齢で、南の島で楽しそうにしている人
- 自分と同じ年齢で、何億と稼いでいる人
- 自分と同じ年齢で、不労所得を得ている人
- 自分と同じ年齢で、メディアに取り上げられている人
- 自分と同じ年齢で、業界の第一人者と認識されている人
そんな人を見て、
自分も頑張ればあんな風になれる
と思っていました。
父親みたいになりたくない
「早く、あんな風になりたい」という思いと同時に、
父親みたいな人生は嫌だ
というのがありました。これが、焦りの正体です。
父親みたいって…
- 一生サラリーマン
- 平凡
- 月収40万円ぐらい
そんな父親をみて私が感じていたのは…
おとん、ダサいなー
です。そんなダサい、父親みたいな人には死んでもなりたくなかったのです。
後で心理を学んでわかったのですが、「○○になりたくない」と思えば思うほど、「今の私は○○である」という思いが強化され、それが現実になってしまうのです。なぜなら、「○○になりたくない」という気持ちの裏には、「今の私は○○である」という本音が隠れているからです。
つまり、「ダサい父親みたいになりたくない」って思えば思うほど、「今の私はダサい父親みたいである」と自分に言い聞かせているようなもんです。現実化するのは本音の方。
現実はどんどんなりたくなかった、父親みたいになっていきました。頭では「あんな風になりたい」と思っていても、心の奥底では、「今の私はダサい父親みたいである」と思っている。その状態で前に進むことはできません。
「焦り」を手放して、理想に近づく方法
焦りを手放すには、一旦、理想に近づくことをやめることです。
そして、
父親みたいになってもいい
と、自分の中にある「父親みたい」な部分を許すことが最初に必要です。
あなたは「父親みたいになってもいい」と声に出して言うことができますか?正直、29歳の私にとっては絶対に言いたくない言葉です。吐き気がする言葉です。うげーーーぇって。
「いやいや、絶対になりたくないねん、父親には。あんな生活はしたくないねん。もっといい生活がしたいねん!」と思うかもしれません。
あの頃の私は、何を言われても聞かなかったので、もしかしてあなたもそうかもしれませんね(笑。
でも、もしあなたが今本当に悩んでいて、人生を前に進めたいと思うなら、「父親みちになってもいい」は絶対に必要です。もし今それが認められなくても、必ず認めさせられるときが来ますよ。
それまではもう少し、今の状況で頑張ってみる時期なのかもしれませんね。
このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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