虐待を辞めたい人は何から逃れたいと思っている?
2019.4.9
前々回の記事(虐待したくなる?虐待してしまう?虐待を辞めたい人の最初のステップ)の続きです。
コンテンツ
何から逃れたいと思っているか
現実逃避をしている人は、何から逃れたいと思っているか考えていただけましたか?
現実逃避というからには「現実」から逃れたいわけですが、その現実ってどういう現実でしょうか?
これは、
- 自分のダメな部分を受け入れること
- 自分が弱い人間であると受け入れること
- 自分がヒドイやつだということを受け入れること
じゃないかと思います。
例えば、
- (思ってるより)出世できてない自分
- (思ってるより)役に立ってない自分
- (思ってるより)お金を稼げてない自分
- (思ってるより)仕事ができない自分
- (思ってるより)うまくいってない自分
というのが、自分のダメな部分や弱い部分にあたります。
そんな自分の現実があるのに、そこから目を背けたいわけですね。その目を背けたいというのが、現実逃避にあたります。
現実逃避はやめましょう
でですね、残念なお知らせがあります。
それは
現実逃避をすると、もっと現実を突きつけられることになる
ということです。
例えばお金を稼げていない自分から逃れようと、本業とは別の手段でお金を稼ごうとすると、別の手段でも結局お金が稼げないのです。かつての私がそうでした。
会社の給料では足りないていたので、副業でアフィリエイトっていうのをやっていたんですが、そっちでも結局お金を稼げませんでした。稼いでいる人がいて、同じ師匠から学んでいるにも関わらずです。
そして、副業でもお金を稼げない、つまり仕事ができないという現実が突きつけられたのです。その結果、自分を見失い、子どもを虐待するに至っていました。
まず、虐待を辞める前に、現実逃避を辞める必要があります。
現実逃避を辞めるとはどういうことかと言うと、
- 自分のダメな部分を受け入れること
- 自分が弱い人間であると受け入れること
- 自分がヒドイやつだということを受け入れること
これしかありません。
このことをを認めて、受け入れること(=自分に向き合うこと)でしか、子どもを叩くのをやめることはできません。
認めて、受け入れないでいると・・・
仮に、別の方法で「自分のダメな部分や弱い人間であることを受け入れる」ことなく、叩くのをやめれたとしましょう。
すると次は、別の何か(ギャンブルや風俗等)にはまるか、はまらなくても、人生迷子になり、もんもんとした日々を過ごします。
例えば、
- 人間関係がうまくいかず、仕事を転々としてしまう
- 生きづらさを感じ始める
- 毎日が退屈になって、生きてる意味がわからなくなる
という現実になっていきます。
では、どうやって自分のダメな部分や弱い部分を見つけていけばいいのでしょうか?
次回はそれをお伝えします。
このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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