虐待をやめたいなら・・・
2022.4.12
昨日は久しぶりに虐待をやめたい人の相談に乗っていました。
そこで改めて思ったのですが、
虐待は虐待が問題じゃないということです。
???
って感じですよね。
虐待をやめたいのに、虐待が問題じゃないってどういうこと?
って思ったと思います。
虐待をやめたい時に、「虐待をやめよう」と思っても、
やめられないと思います。
虐待をやめようと思うと、
イライラしない方法とか、
イラッとしたら何秒か我慢するとか、
もしくは自分の時間を確保するとか、
夫・妻ともっと話し合うとか、
親に育児を協力してもらうとか、
そういう話が出てくるんじゃないかと思います。
でも、そうじゃないんですよね。
子どもに手が出る前に、イライラ・イラッとするわけなんですが、
イライラしてる時点でアウトですよね。
その、イライラするのはなぜか?
というのを自問自答する必要があると私は考えています。
ただ、その答えは自問自答してもなかなか見えてこないと思います。
見えたら苦労しないからです。
見えたらみんなすぐに虐待をやめれてると思います。
自問自答しても見えないから、
なかなか自分だけでは虐待をやめれないんだと思います。
なので、なるはやで私に相談してください。
今なら無料で相談に乗っていますので。
という、自己PRをしたところで、
「なぜイライラするのか?」なんですが、
これは人それぞれ違います。
自問自答するときのコツとしては、
今のその状況の中で、何に一番イライラしているか?
何が一番嫌なのか?
を考えてみてください。
昨日の相談者の人ですと、
話を聞いていると、不公平な状況がとても嫌みたいなんです。
私だけが育児している状況、
私ばっかりが苦労している状況。
それが会話の節々で伝わってきました。
そして、心理カウンセリングの基本なのですが、
目の前の状況はダミーというのがあります。
上の例でいうと、今の目の前に繰り広げられている不公平な状況はダミーでして、
じゃあ本質は何かというと、自分の幼少期(小学校低学年まで)に感じていたことにあります。
昨日の相談者さんですと、
子どもの頃の家庭状況が、不公平を感じる状況だったんです。
妹さんは何もしていないのに、ワガママばっかり言ってたのに、親から認められていた。
相談者さん本人は、それを我慢して、期待に答えようと頑張っていたしていた。
そんな感じでした。
その子どもの頃に身につけた不公平感が、
大人になった今でも目の前で繰り広げられているだけなんですね。
なので、虐待とか子どもを叩くのをやめる云々ではなくて、
身につけている不公平感、これを脱ぎ捨てる必要があるんです。
これを脱ぎ捨てない限り、仮に虐待をしなかったとしても、
また別のところで、例えば職場とか友人関係とかですね、
どこかで強烈な不公平を感じさせる場面に遭遇するはずなんです。
つまり、彼女の世界観は「世の中は不公平であり、私は不利な方にいる」って感じだと思うんです。
で、それをどうやって脱ぎ捨てていくかというと、
いろいろとやり方はあるんですが、
まずは「私は世の中を不公平と思っている」ということをちゃんと受け入れることですね。
自分がそういう思い癖を持ってるということを自覚することですね。
そうすると、半分ぐらいは脱ぎ捨てられたようなもんです。
自分で気づけていなかったことに、
カウンセラーから指摘されて気づけるようになったので、
それだけでも大きな前進です。
その自覚を持って、日々生活していたら、
いろんなことに気づいてくると思います。
そして、不公平と感じる状況はあったかもしれないけど、
今はもう違う家族なんだ
としっかり認識することです。
「昔は昔、今は今」ということです。
不公平という前提のまま生きてると、
違う人から見たら全然不公平に感じないことも、
あらゆることが不公平に感じてしまいます。
不公平という前提を脱ぎ捨ててみると、
・実はとても信頼されていたんだ
・実はありがたかったんだ
・実はめっちゃ愛されているんだ
そういう風に感じ方が自然と変わってきます。
(今のあなたには信じられないと思いますが。。。)
そうなると、そもそもイライラしませんし、
まず子どもに手が出ることはありませんね。
とはいえ、長年、身につけてきた人間の思い癖を変えるのは、
1日で完全に変わるのは難しいです。
最低でも3ヶ月ぐらい経って、
本当に大丈夫だ、もう手が出ることはない。
って感覚になれると思います。
今回、無料相談を始めましたが、
2回目、3回目も無料で相談にのります。
以下の条件に同意してくださる方、ぜひ相談してください!
①子どもを叩くのをやめたい人
(男性・女性問わず) (その他の悩み一般の相談は無料対象外です。)
②相談後に感想文を書いてくれる人。
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(もちろん、名前や住所は出しませんので、個人が特定されることはありません。)
(本は今後、事例が集まったらまとめて電子出版したいと思います。)
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このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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