自分が否定/禁止/抑圧するようになった理由は幼少期にあり
2019.2.27
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否定/禁止/抑圧を見つけたい理由
私が提供しているカウンセリングでは、自分が、
- 禁止していること
- 否定していること
- 抑圧していること
を見つけてもらうようにしています。例えば、
- 人に迷惑をかけるのはいけないこと
- ○○はしてはいけない
- 悲しみは感じないようにする
などです。
なぜかというと、それら否定/禁止/抑圧しているのは、自分が切り捨てた自分の一部であり、それを取り戻すことが、問題の解消につながっているからです。
怒りという感情を抑圧していると、怒りが湧いたときに怒りを出してしまう、怒ってしまえばいいのに、怒らないから別の形で噴出されます。人間関係がうまくいかないとか、うつとかそういう問題として現れてくるのです。
これが、否定/禁止/抑圧を見つけたい理由です。
否定/禁止/抑圧をしてしまう理由
否定/禁止/抑圧を見つけたら次は、「なぜ?否定/禁止/抑圧するようになったか」見つけていきます。
そのとき、「幼少期にさかのぼって、いつからそうしているか」という問いかけをします。
なぜなら、否定/禁止/抑圧をするようになった、根本的な理由は、
幼少期の家庭環境にあり、特に、
- 母を守るため
- 自分を守るため
に行きつくことが多いからです。
母または自分を守るために、否定/禁止/抑圧をするようになった。今でもそれを続けているというわけです。
そのことが、あなたの前に不快な出来事として現れているのです。
否定/禁止/抑圧を解きほぐすには
否定/禁止/抑圧するようになったのは、
- 母を守るため
- 自分を守るため
という理由がありました。
確かに、幼少期にはそうだったかもしれません。そうしないと、ご飯を与えてもらえない、愛情を与えてもらえないと思っていたかもしれません。
ですが、今はもう違います。幼少期には必要だった「否定/禁止/抑圧」は、大人になった今は不要です。
そこで、幼少期に戻った気になって、
- もう母を守らなくてイイよ
- もう自分を守らなくてイイよ
- 大丈夫だよ
- 安心してイイよ
と自分に優しく教えてあげることが必要です。
これが、過去に切り捨てた自分の一部を取り戻すことであり、自分との仲直りです。
こうすれば、目の前の問題は消えていきます。
このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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