私の20代後半の焦りを詳説。あなたも、クォーターライフ・クライシスかもしれませんよ?
2019.3.6
コンテンツ
20代後半~30代前半の焦り
私が我が子を虐待していたのは、29歳のときでした。もう、めちゃくちゃ人生に焦っていました。奥さんからもよく、
何でそんな焦ってるの?
って言われていました。奥さんは10歳年上なので、余裕があったのかもしれません(笑
とにかく、29歳のときは焦っていました、なぜなら、20歳~25歳ぐらいまでに描いていた「将来の自分」と全然違う。むしろ、
一番なりたくない姿になっている
と感じていたからです。さらに、
このままいくとお先真っ暗
とも感じていました。一番なりたくない人に自分がそのままなっていること、このままでは、絶対に思い描いてった自分にはなれないと感じて、焦っていたのです。
一番なりたくない姿とは、一言でいうと、
平凡なサラリーマン
でした。つまり、
- 正社員サラリーマン
- 9時~18時出社
- 平社員
- 家族持ち
- 3500万円ぐらいの中古マンションを買う
- 35年フルローン
こんな生活です。そしてその状態が続くと…、
定年まで働き続ける
ことが余儀なくされる。これが私が思っていた一番のお先真っ暗シナリオでした。
そうならないために、会社員をしながら、休みの日は副業を頑張っていました。それが成功すれば、
- サラリーマンをおさらばできる
- 自由に旅行にいける
- 豪邸に住める
- 毎日気楽に生きれる
そう思っていたからです。家族との時間をちょっとずつ削って、副業に精を出していましたが、残念ながら全く収入は増えませんでした。不思議なことに、減りもしなかったのですが。
そんな焦りの中で起きたのが、私が起こした虐待事件でした。
クォーターライフ・クライシスという言葉があるらしい
クォーターライフ・クライシス
って聞いたことありますか?私も今知ったのですが、そういう言葉があるようです。
イギリスの臨床心理士アレックス・フォークが提唱した言葉です。
理想との不一致から、焦燥感を感じたりしている人多いのではないでしょうか。そういったストレスが積み重なった状態をアメリカでは「クオーターライフクライシス(人生1/4の危機)」といいます。
私が虐待事件を起こしたのは29歳、20代の最終年ですね。20代のうちに「何者かになりたい」と焦っていたのは私だけじゃなかったんだと驚きました。人生の中の一番辛い時期とも言われているようです。
焦ってるのは、あなただけじゃない
ということに、まずは安心してください!多くの人が20代後半で「何者かになろう」と焦っています。もしかして、私たちの父親も同じような時期があったのかもしれませんね。(いや、昭和の高度経済成長の中だから、感じていなかったのかもしれない。)父親に会う機会があれば、20代後半に焦っていなかったか聞いてみるといいかもしれません。
私のセミナーでは、パパに向けて、虐待を止めるのはもちろん、「クォーターライフ・クライシス」を乗り越えて、人生をよりよい方向に進めていくための方法もお伝えしています。サイト内の「セミナー」ボタンから見てみてくださいね。
このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
無料メール講座のご案内
イライラして子どもを叩いてしまうという会社員のパパへ
なぜ「今の自分を認めていないと」子どもを叩いてしまうのか?
夫婦円満になって、子どもを叩くのをやめる方法が学べる7ステップメール講座を無料でお受け取りください。
今だけ無料!