怒られるか心配して不安になる。それはあなたの前提に気づくサイン
2019.3.27
私、人に会うとき、特に上司とか講師とかの立場の人と接するとき、「怒られないか?」って心配でした。会う時が近づいてくると、「俺なんかしたっけ?」って自分の行いの中で何か怒られることがないか探して、憂鬱な気分になっていました。そんな状態から抜け出すための記事です。
コンテンツ
怒られるんじゃないか?という不安
今私は心理カウンセラーとして活動しています。
私が心理カウンセリングを教えてもらった心屋塾って、認定講師というポジションの先生がたくさんいるんですね。それで、今度久しぶりに認定講師のワークショップを受けることにしたんです。私の奥さんも受けたことがある講師の人で、会ったこともある人で、話しやすい楽しい人なんです。
でも、いざそのワークショップの日が近づいてくると、だんだん嫌な気持ちになってきたんです。
どんな嫌な気持ちかっていうと、
怒られるんじゃないか?
批判されるんじゃないか?
という不安な気持ちです。
この講師に限らず、他の認定講師に会うときもそうなんですが、なんとなくそういうポジションが上の人に会うとき、私はいつも、
怒られるんじゃないか?
って心配してしまうんですよね。心配して、胃がキリキリするんですよ。
あなたももし、職場の上司やポジションが上の人に会うときに、「怒られるんじゃないか?」が気になるとき、次のことを考えてみてください。
権威の象徴=父親との思い出がヒント
父親
なぜ父親について話すかというと、心理学では「父親」が権威の象徴であるとされています。上司や講師も、権威のあるポジションです。なので、上司や講師に会うときに怒られる気がするというのは、大元を辿ると、父親に怒られている気がしていることが多いのです。
ということで、父親について思い出してみてください。
- あなたは父親に褒められる方でしたか?
- 怒られる・叱られる方でしたか?
- どんなときに怒られていましたか?
- どんな風に怒られていましたか?
私は褒められたことも、怒られたことも当然あります。
ですが、記憶に残っていて、よく覚えているのが、「お風呂入ろう」と父親に言われたとき、何か怒られていたな・・・。です。
父親に「お風呂に入ろう」と言われたとき、一対一で怒られていたんです。いえ、もちろん怒られずに、ただ何気ない会話をしていたときが大半だったと思いますよ。でも、なんか強い記憶としては、そのお風呂で説教されているシーンを思い出すんです。
ここで言いたいことは、
呼び出される=怒られる
になってるということ。(私がね)
今回、講師のワークショップは呼び出しではないですが、なんとなくその記憶と結びついて、上のポジションの人と会うとき、怒られちゃう気がするんですよね。
学校の先生
学校の先生から「ちょっと山田、後で職員室来てくれるか」って言うとき、だいたい怒られますよね?笑
業務連絡だけのときもありますけど、個別に呼び出すのは怒られるときです。
先生という上のポジションの人に会うときって、だいたい怒られる。そんなイメージを私は持っていることに気づきました。
「怒られる」という思い癖は、思い出し辛い
権威のある人(上司や講師)に会う=怒られる
という思いは、幼少期の父親との記憶から作られていることが多いです。
「権威のある人(上司や講師)に会う」から「会う」をとってもいいです。
権威のある人には、怒られる。
そう私は思ってるんです。
ただしこれは、「おとんが風呂に呼び出して、 一対一で叱られる」シーンを思い出しているだけ。
あの名シーンをもう一度
みたいな感じです。そうなるんじゃないかと想像して、辛い。つまり、思い出し辛いなんです。
あなたも思い当たる節はありませんか?このパターンになってると自分で思えた人は。抜け出せるときが近づいています。
「怒られる」という思い癖がある人の思考
権威のある人には怒られるという思い癖、思考のパターンを持っている人は、「何かで怒られる」って潜在意識では思っているわけです。
そう思っているとまず、 「俺なんかしたっけ?」 という思考スイッチが入ります。
すると、「そういえば…」と勝手に自分の行いの中で、怒られそうなこと探しが始まります。
これ、 セルフイメージ(自分の前提)が、
私は怒られる人
と思っているということです。怒られすぎたか、怒られたときの記憶が強すぎて、私は怒られる人というセルフイメージがついてるんです。
ここまで気づけたら、もう、半分は抜け出せたようなもんです。
「私は怒られる人というセルフイメージなんだな」って自分で気づけたら、そのネガティブなセルフイメージを客観視できたわけですから、後はそれをひっくり返す言葉を言うだけです。
私は褒められる人です!
私は怒られる人だというセルフイメージがあることに気づいたら、こう叫んでみましょう。
- 私は褒められる人です!
- 私は喜ばれる人です!
- 私は認められています!
と、すると、セルフイメージが変わっていきます。
すると不思議なことに、今まで、「◯◯を怒られるやろな… 」って思って心配していたことが、
なんと!その◯◯を褒められるようになります。
なぜかというと、セルフイメージが「私は怒られる人」になってると、
怒られないと具合が悪い
わけです。セルフイメージと現実が一致しないので、なんとかあなたは怒られようとして、怒られるようなことを言ったり、やっちゃったりするんです。
一方、セルフイメージが「褒められる人」になっていると、
褒められないと具合が悪い
わけです。なので、あなたは怒られるようなことを言ったり、やっちゃったりすることが自然となくなります。そして、普通にやってるだけで勝手に褒められるんです。
素敵な世界があなたを待っているということですね!
自分のセルフイメージを知って、ひっくり返したい!という人は、ぜひオープンカウンセリングや私のセミナーに来てくださいね。
あなたに会えることを楽しみにしています。
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このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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