子どもを叩くのをやめられない?手を出す変わりに口を出してみたら?
2019.2.18
コンテンツ
子どもを叩く=手を出すのはやめよう
子どもを叩くのをやめたい!と本気で悩んでいる人へ。ちょっと考えて欲しい。
「子どもを叩く」のはなぜかっていうと、ストレスや不快な気持ちを発散させる/逃れるためじゃないかと思うんだ。あなたはそんなことを多分、意識していないけどね。意識する前に手が出ちゃうんだよね。
でもさ、顔や身体を叩くとね、傷や痕が残ったり、身体障害につながる可能性もあるよね?だからやっぱり、叩くのはやめた方がいいと思うんだ。
でも、叩くのをやめられないから困っているわけだよね?
手のかわりに口を出そう
そこで提案なんだけど、「叩く」つまり「手を出す」かわりに、「口に出す」をするのはどうかな?
口に出すのも、正直褒められた行動ではないし、もう手を出している時点でアウトなんだけど、例えばこんな風に
- おらぁ!お前殺したろかぁぁぁぁ!
- むかつくんじゃお前ぇぇぇぇぇ!
- ぜんっぜんかわいくないんじゃコラぁぁぁ!
- 殴ってもうたろかっ!!
- 誰のおかげで生きていける思っとるんじゃぁぁぁ!
こんな風にさ、罵ってみたらいいよ。これでも同じように「ストレスや不快な気持ちを発散させる」ことができるよ。
え?「身体の傷痕は残らないけど、心に傷痕が残ってしまう」だって?そっか・・・。どっちもどっちってことか・・・。
あなたが言いたいことは、ほんとは何?
じゃあ、もうっちょよく考えて欲しいんだけど、上にあげた罵りの言葉。その奥にあるあなたの思いって何?
実はこんなことを言いたいんじゃないかな?
- 俺だって苦しんじゃぁぁぁぁ!
- 何とかしてくれよぉぉぉぉぉ!
- 誰かたすけてくれぇぇぇぇ!
- 誰か変わってくれぇぇぇぇ!
- もうこんな生活いややぁぁぁぁぁ!
- こんなことするために生まれたんちゃうねーん!
- ○○(腹を立てている人の名前)がむかつくねーん!
- 会社全然おもろくないねーん!
- もう会社行きたくないんじゃぁぁぁぁ!!!
そんな自分の「弱音」や「愚痴」を声に出してみるのはどうかな?これなら誰も傷つけない。そんな弱音を吐いてる自分を見つけたら、絶対に誰かが助けてくれるよ。
その「弱音」が叩くのをやめる大きなポイントだよ。人間誰でも弱い部分があるからね。そんな弱い自分を出したことあるかな?多分ないんじゃないかな?上であげたのは例だけど、あなたが一番言いたい弱音は何?それを考えて、思いっきり声に出して欲しい。
弱い自分を認めて、受け入れること
無事に弱音が見つかったら叩くのをやめられる日は近いよ。弱い自分、ダメな自分を受け入れていくことで、私は虐待をやめることができたから。
もし弱音を見つけることができたら、そんな弱い自分を「そのまま受け入れる」ということ。
多分これ、一番あなたが認めたくない、やりたくない、今まで見たくなかった自分の本当の姿。見たくなかったら、それを何とか挽回しようと、それを何とか隠そうと、それを何とか克服しようと必死に頑張ってきた自分の姿。今まで自分に禁止してきたこと、ないものとしようとしてきたこと。
あの・・・
それ・・・
もう、認めるしかないよ
認めないと、虐待やめられないよ
ということです。
受け入れる=声に出して言う
どうやって受け入れていくかっていうと、声に出して言ってみることです。
今まで認めたくなかった、受け入れたくなかった自分を認めていくから、最初はものすごく・・・
- 抵抗がある
- 苦しい感じがする
- 悲しくなる
かもしれない。でも、それを「言えた」ときに、あなたの心も「癒える」からね。私が心理を学んだ心屋の言葉に、『「言える」と「癒える」』というのがある。騙されたと思って挑戦してみて。
こんな言葉を声に出していきます
- 俺って弱いな~
- 俺ってダメだな~
- は~ダメな自分
- 俺ってなーんにもできてないな~
- 俺って迷惑ばっかりかえてるな~
- 俺って本当にダメなやつだな~
どう癒えた?笑
特に「俺ってダメだな~」って、ダメな自分を受け入れていくのがとても大事です。ちゃんと言えた人は、心が軽くなってるのを感じたはず。
私は「ダメな自分」を受け入れるのに長い間抵抗していた。奥さんと喧嘩するたびに、「ダメな自分を認めなよ」って言われて(かわいくない奥さんですねw)、認めざるを得なくなってようやく認めることができたんだ。
でも一旦受け入れたら、本当にラクに生きれるようになったよ。ダメな自分でもいいんだから(笑
弱音を吐いて、弱音を認めることで虐待はやめられる
ここまで、「手を出す代わりに、口を出す」こと。「罵るんじゃなくて、弱音を声に出す」こと。「弱い自分を受け入れていくこと」をお伝えしました。
これが、自分が虐待をやめることができた大きな流れだからです。
ぜひあなたも自分の弱音に気づいて、どんどん弱い自分を受け入れて生きていって欲しいなと思います。
このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
無料メール講座のご案内
イライラして子どもを叩いてしまうという会社員のパパへ
なぜ「今の自分を認めていないと」子どもを叩いてしまうのか?
夫婦円満になって、子どもを叩くのをやめる方法が学べる7ステップメール講座を無料でお受け取りください。
今だけ無料!