子どもを叩くのをやめられない?やめたいなら、まずは自分を認めてあげよう。
2019.2.18
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子どもを叩くのをやめられない?やめたいなら、まずは…
あなたは、子どもを叩くのをやめられない。何とかして、「子どもを叩くのをやめたい」と悩んでいませんか?
私も同じでした。子どもを叩くのを、やめたくてもやめられませんでした。やめようとすればする程に、どす黒い憎しみが湧いてきて、手が出てしまう。そんな状態で本当に悩んでいました。
私がやめられるようになったきっかけをお伝えします。
今の自分を認めてあげる、受け入れてあげる
私は心屋というところで、心理カウンセリングを学びました。マスターコースという半年のコースでしたが、コースの内容はカウンセリングの教育よりも、「自分自身と向き合う」ことが中心でした。
あなたはこれまで、「自分自身と向き合う」ということをやったことがありますか?心理学や心の問題とは縁がなければ、あまり自分自身と向き合う必要はなかったかもしれません。
しかし、子育てがうまくいかいと思ったら、そろそろ自分自身と向き合う時期です。人生も1/3が過ぎようとしているのではないでしょうか?人生の中盤に向けて、自分自身の内面を見つめ直す時期であると思ってください。
今の自分を認めているか?
「子どもを叩くのをやめる」うんぬんの前に、まず考えて欲しいのが「あなたが、今のあなたのことをどう思っているか?」です。
- 仕事も全然満足していない
- 育児もうまくできていない
- 妻ともうまくいっていない
- 家事も全然手伝っていない、まだまだ。将来のお金のことも不安
そんな状況だったとしましょう。そのとき、あなたが自分のことを…
- そんな自分はダメだ
- そんな自分じゃあ人に合わせる顔がない
- もっと努力して、よい人生にしないと
- もっといい暮らしが自分にはふさわしい
そんな風に思うなら、あなたは「自分で自分を認めていない」ということになります。そのように「自分が自分を認めているか」ということを「自己肯定感」と言います。認めてないというのは、自己肯定感が低い状態であると言います。
一方で、そんな状況でも、自分のことをこう思う人もいるのです…
- 自分はこの状況でよくやっている
- 7年間も同じ会社でよくやってきた
- 喧嘩はするけど離婚はしていない。よくやっている
- 子どもを作っただけで十分だ
こんな風に思える人は、自己肯定感の高い人です。「自分で自分のことを認めている」という心のあり方ですね。おそらく、そういう人はこのブログには訪れていないと思います。
自己肯定感が低いと、強制終了する
「自分で自分のことを認めていない」つまり、自己肯定感が低いと、生きているのがつらくなってしまいます。どんだけ頑張っても、頑張っても、現実が変わらない、うまくいかない。どんだけ頑張っても、人から認められない、妻から感謝されない。もう自分は、この生活に耐えながら一生を終えるしかないのか・・・そんな気持ちで毎日生きていけるでしょうか?
はい、無理なんです。おそらく、どこかで強制終了がかかります。人によっては、うつ病になったり、身体をケガして入院したり、また過去の私のように、児童相談所に虐待がバレて強制別居、1人で暮らすことになったり、と。
そうです、子どもを叩くのがエスカレートすると、いずれ児童相談所のお世話になるときが来ます。そうすると、あなたは妻や子どもとは別居させられるか、何らかの方法で子どもと関われないようにさせられます。そうして、嫌でも心を休めさせられる事態になるのです。
自分で自分を認めるために、声に出して言いたい言葉
「もっともっと」をひっくり返そう
私は「自分で自分を認める」ということをやっていきました。いろんな場面で「自分はダメだ、もっと頑張らないと!」と思っていることを発見しました。そのたびに、「いやいや、こんな自分でもいいだ」と思うように変えていくことで、叩きたくなる衝動が湧いてこないようになっていったのです。
ぜひ、あなたも一度「もっと○○しないと」「もっと○○を改善しよう」「もっと○○になりたい」と思っていることがないか、自分自身と対話してみてください。
そして、そんな「もっと」を見つけて、「もう十分」にひっくり返していってください。すると、心が楽になり、叩きたくなる衝動、ぶわっと湧いてくる憎しみが消えていきます。
今の自分を認める言葉
「今の自分を認める」「今の自分を肯定する」ために、静かな場所でこれらの言葉を声に出してみてください。心の中で思うだけではなく、声に出すことで効果があります。
- 俺ってもう頑張ってるよな~
- 今まで○年間、本当によく頑張ってきた!(○は自分の年齢)
- 本当にもう十分だよ
- この状況で子育てやって俺って偉いな~
- 妻も子どもも俺がいて幸せだろな~
- 俺はほんっとうに、よくやってる!
- 会社に行ってるだけで十分だよ!
- 毎朝ちゃんと起きてるだけですごい!
- 働かなくても俺は十分よくやってる
- ダメな自分でもいい~
- よく頑張ったね~、俺!
- もう許す!お前(自分のこと)は何もしなくてもいい!
声に出してもらえましたか?
すごく気が抜けて、背負っていた何かが降りる気分になったと思います。
「もっと○○しなければ」「頑張って○○しよう」と思う度に、これらの言葉を思い出して、「今の自分」を認めてあげるようにしてください。そうすれば自然と、イライラやストレスが減っていき、子どもを叩くのをやめられるはずです。
もし何か分からないことや、疑問に思ったことがあればぜひ、コメントをくださいね♪
このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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