妻の機嫌・顔色を伺う機嫌とりに疲れる自分を変える簡単な方法
2019.8.14
こんにちは。
虐待・夫婦問題専門カウンセラーの山田孝典です。
虐待相談と切ってもきれないのが、
夫婦の仲だと私は考えています。
なぜなら、夫婦という土壌の上に、
虐待という黒い花が咲いてしまうからです。
あなたは奥さんの機嫌がいつも気になっていませんか?
- 奥さんが笑っていればとても安心。
- 奥さんが普通以下の顔だとなんか不安。
そんなことありませんか?
恥ずかしいお話ですが、、、
私はそうでした!
(今もちょっとはあります)
しかし、これはとても大事な話です。
なぜならあなたの人生のあらゆるシーンに通じる話になってきます。
この問題、「妻の機嫌を気にする」というのは、
あなたの根本的な生き方に関わってくることなんです。
この記事では、妻の機嫌が気になるというのは、
どういう状態なのかお伝えした上で、
気にしなくなれる方法を伝授していきます。
コンテンツ
妻の機嫌・顔色を伺ってしまうという問題の面白いところ
まずですね、知って欲しいことがあります。
それは、妻の機嫌、つまり顔色ですよね。
妻の機嫌や顔色を伺ってしまうという問題は、
何も男性だけじゃないんです。
どういうことかというと、
夫の機嫌や顔色を伺ってしまい、疲れ果てる
という女性の悩みも同じくらいあるんです(笑
その証拠を見てください。googleの検索結果のした方に・・・
むしろ女性のほうが悩みは深刻かもしれません。
- 旦那 不機嫌 怖い
- 旦那 怖い 動悸
- 旦那 萎縮
こんなキーワードが並んでいます。
ご主人の機嫌を伺って、
怖いと感じたり、動悸がしたり、
萎縮してしまう人がたくさんいるわけです。
おもしろくないですか?
何が言いたいかというと、この問題、
何も男性に限った話じゃなくて、
女性にも同じことがいえるわけです。
つまり、男女関係ないんです。
ということは、
誰かの機嫌・顔色を伺ってしまう
という悩みなんです。
例えば。
もしあなたが、妻の機嫌や顔色をうかがってしまうなら、
教えてください。
あなた、、、
会社で上司やお客の顔色もうかがってないですか?
どうでしょうか、、、
きっと、そうですよね?
ということは、別に妻に限らず、
いつも誰かの機嫌や顔色気にしてるってことですね。
まずはそこに気づいてくださいね。
誰かの機嫌や顔色を気にしているとめちゃくちゃ疲れます
人の機嫌が気になるというのは、
めちゃくちゃ疲れます。
誰かの機嫌を気にすると、
めちゃくちゃエネルギーを使うからです。
ましてや家という安らぐ場所でも妻の機嫌を気にしているなら、
あなたはこの世の中で本当に安らげる場所は、、、
- 漫画喫茶
- DVD個室鑑賞
- 実家の自分の部屋(無理矢理1人で帰省)
ぐらいしかないということになります。
そうなるとどうなってしまうかと言うと、、、
休みの日、家にいても妻の機嫌が気になって休めないから、
1人になりたくなります。1人の時間が欲しくなります。
1人の時間をゲットできた、無理矢理1人の時間を作ったとしても、
家に帰ったら奥さんが不機嫌なので、うんざりしてしまいます。
そうなると、早く会社に行きたくなります。
そんなとき、会社は天国です。
会社ってめっちゃ休める~~~って思います。
それでも会社は1日9時間拘束。
ずっと座りっぱなしか立ちっぱなし。
どんなに休めたとしてもやっぱり疲れます。
疲れて家に帰るとやっぱり奥さんが不機嫌。
ああ、もう嫌だ・・・
と、うつ病になります(笑
よし!今日は半日自由な時間もらった。
自分のやりたいことをやろう!
と思っても、まず休みたいのでちょこっと漫画喫茶へ。
そしたらあれれ、、、2時間も経ってる!
自分の好きなことまったくできなかった!
と、慌てて漫画喫茶を後にして、
近くの作業場所へ。
そこで思うのは、、、
ああ、、、もっとまとまった自由な時間が欲しい。
ああ、、、今日も集中して作業ができなかった。
これじゃあ自己実現できるわけないよね。
毎日こんな生活いやだ・・・。
翌々日、会社へ。
またいつもと変わらぬ同じ日々・・・
(やがて、、、うつ病)
こんな風に、とにかく人の機嫌を気にすることは、
めちゃくちゃ疲れる、エネルギーを使うことなんです。
そのことは伝わりましたか?
人の機嫌を気にする、ご機嫌をとることにエネルギーを使うと、
自分が本当にやりたいことをやるためのエネルギーが不足するんです。
そうなると、うつ病になるんです。
うつ病になるかは別として、
何らかの別の問題が起きてしまうんです。
それが、
- 虐待かもしれない
- ○○依存症かもしれない
- お金がなくなるかもしれない
それはどれかはわかりません。
とにかく、人の機嫌を気にするというのは、百害あって一利なし。
一刻も早くその状態から抜け出した方がいいということです。
「いつも不機嫌な奥さんをなんとかして欲しい」ではない
1つお伝えしておきたいのは、
これはあなたの問題であって、
奥さんの問題ではないということです。
つまり
- いつも不機嫌な奥さんをなんとかして欲しい
- 奥さんに早く元気になってもらいたい
- 笑顔が素敵だった奥さんに戻って欲しい
という問題ではないんですね。
あなたはできれば、奥さんに変わって欲しいと思っていませんか?
もしそう思っていたら、残念ですが、
そう思っている以上、
余計に奥さんの顔色が険しくなっていくことを保証します。
あくまでこの問題はあなたのもの。
あなたが、人の機嫌を気にするという心の癖を克服するのが課題である。
そう考えてください。
そう考えていないと、事態は良くなりませんので。
もしそう考えていれば、
続けてこの後、事態が良くなる方法を聞いてください。
母親・父親の機嫌で自分の価値をはかった過去
では、ここからは少し真面目に話しますね。
まず考えて欲しいことがあります。
それは、
あなたのその、人の機嫌をうかがうという行動、
いつからやってますか・・・?
ということです。
考えて見てくださいね、、、
奥さんの機嫌をうかがう
ではありませんよ。「人の機嫌をうかがう」です。
5年前ですか?
10年前ですか?
・・・
20年前ですか?
多分、、、
幼少期の頃からそうだったんじゃないかと思います。
年齢でいうと4~5歳くらいまでには、
もうそうだったと思いますよ。
なぜかというと、幼少期に身につけた癖って、
大人になっても簡単には変わらないからなんです。
その幼少期を思い出してみて下さい。
幼少期、いつも近くにいた人は誰ですか・・・?
そう、親ですね。
特に日本の父親はいつも働きに出てるので、
母親です。
母親の顔色を気にしちゃうんです、子どもって。
なぜならその理由は簡単で、母親が食事の準備してくれるからですね。
食事をしないと、子どもは死んじゃいますね。
飢え死にしちゃいます。
だから、母親からちゃんとエサをもらえるように、
母親の機嫌を伺わないといけなかったんです。
それだけじゃありません。
子どもにとって、母親とは最も愛されたい存在ですよね。
子どもにとって、母親は自分のすべてです。
だから、母親がいつもどんな顔してるかいつも見てるんです。
私もそうでしたし、
あなたもいつも母親の顔を見ていたはずです。
真実:母親の機嫌はあなたと全く関係がない
ここでまずお伝えしたいことは、
母親の機嫌とあなたの行動や性格は全く関係がないということです。
もちろん、あなたが母親に「クソババァ!」とか言ったとしたら、
一時的に母親は怒ったりしたかもしれません。
テストで悪い点をとったりしたら、嫌な顔したかもしれません。
もしくは、発表会なんかで失敗したら、不穏な空気が流れたかもしれません。
しかし、それは実はあなたのせいではありません。
母親がどんな顔するか、どんな雰囲気になるかは、
完全に母親自身の責任です。
例えば、
- テストで悪い点とっても、
- 発表会で失敗しても
- 親に暴言をはいても
ケロッとしている親もいますよね?
- テストの点数なんかどうでもいいよ
- また次頑張ったらいいやん
とポジティブな言葉をくれる親もいるかもしれません。
もしくは、
- あんたほんまアホやな~
- あんた頭悪いな~
なんて口では言いながらも、対して怒っても悲しんでもない親。
世の中にはいろんな種類の親がいるわけです。
で、あなたの親はどうだったかというと、
たまたま、そういう性格だったということになります。
たまたまあなたがした行動で嫌な顔する親だった。
というだけの話ですね。
たまたまそういう性格の親だったのに、
あなたはその親の顔色と、
自分自身の存在を紐付る必要はまったくありませんよ。
もしくは、家庭の事情がたまたま大変だった時もあったかもしれません。
親があまり良い顔をしない時期も長かったかもしれません。
そんなとき、あなたはどう思ったでしょうか?
- よし!ここは俺がなんとかしてやろう!
- よし、ここは俺が頑張って喜ばせてやろう!
- よし、親が喜ぶことをやろう!
そんな風に思ったかもしれません。
そして親が喜んでくれたら、
- ああ、俺っていい子だな~
- ああ、俺って認められてるな~
- ああ、俺って役に立ったな~
って思ったかもしれません。
そういうときもあったかもしれませんね。
確かにあなたのした行動や出した結果で、
親は一時的に喜ぶことはあったでしょう。
さて、ここでお伝えしたかったことは、
親の機嫌とあなたは全く関係がないということ。
親の機嫌はたまたまそうだったのであって、
あなたの行動や性格とは全く関係ないんですよ。
ということを、しっかり認識してください。
機嫌とりをやめる簡単な方法
では、ご機嫌とりをやめるには、
幼少期から人生をやり直す必要があるのか?
というとそんなことはありません。
目の前の人たちを使って、
子どもの頃に身に着けて、
今も背負い続けている重荷を、
今、この瞬間に下していきましょう。
その方法は、次の言葉を声に出すだけです。
俺、関係ねえし
です。
自分と奥さんの機嫌は関係ないという意味です。
奥さんの機嫌はあくまでも奥さんのもの。
奥さんの機嫌を直すのは誰?というと、
奥さん自身でしかありません。
奥さんは自分で機嫌を直せるのに、
あなたが「やばい、俺のせいだ」って思って、
奥さんの機嫌をとうろうとすると、
ますます奥さんが不機嫌になっていく、
穴の奥の方に入って出てこなくなっていきます。
ですので、これを不機嫌な奥さんの顔を見るたびに、
言い続けてください。
俺、関係ねえし
俺、関係ねえし
俺、関係ねえし
…
…
…
俺、関係ねえし
俺、関係ねえし
とひたすら言い続けます。
あなたが幼少期に身に着けて、
現在まで背負い続けている心の癖ですから、
1回言っただけではおろせません。
1回言っただけでは、
またすぐに奥さんの顔が不機嫌に見えて、
頭の中に「俺ってだめなやつだな」が浮かぶでしょう。
そう浮かぶたびに、
違う違う、俺は妻の機嫌とは関係ないんだった!
と思い出してください。
簡単ですよ。
これで、あなたは機嫌とりに疲れることもなくなります。
「人の機嫌」というコントロール不可能なものを、
コントロールするために使っていたエネルギーが、
これからは不要になるので、
自分がやりたいことをやるエネルギーも湧いてきます。
自分がやりたいことをやると、
自分はご機嫌になっていきます。
なのでこれからは、
誰かのご機嫌をとるのではなくて、
自分の機嫌をとるようなライフスタイルにしていってくださいね。
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このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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