「自分らしく生きれない」人は、「他人らしく生きている」人。
2019.2.20
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「自分らしく生きれない」という悩み
あなたは今、「自分らしく生きれない」と認識していますか?もしかして、「自分らしく生きれない」とは思っていなくても、こんな風に毎日思って生きているかもしれません。
- 毎日退屈だ
- やりたいことがわからない
- ルーチーンの日々だ
- このままの生活が死ぬまで続くのか
- 人目を気にしてしまう
- 他人からの評価が気になる
- いつも同じパターンで失敗する
こういうことを思ったことがあるなら、「自分らしく生きていない」という可能性が高いです。なぜなら、そういう悶々とした気分は、あなたが「自分らしく生きていない」ことを知らせるサインだからです。
この「自分らしく生きれない」という悩み、言葉をよく考えてみると「自分らしく生きれない」=「他人らしく生きている」と言えます。
つまり、他の誰かの「価値観」「常識」「期待」を優先して生きているときに、「自分らし生きれない」と感じるのです。
あなたはこんな「他人らしく」生きている
「親」らしく生きている
最もあなたが影響を受けているのが、「親」です。
つまり
- 親が言ったこと を守る
- 親がやっていること を無意識に選択する
- 親が悲しまないように 良い子でいる
- 親に迷惑をかけないように 遠慮する
- 親に好かれるように 親が気に入ることをする
- 親の期待に応えるために 頑張る
こんな判断基準で生きているのです。
もし「あれをやってみたい」「これを買いたい」なんて思ったときも、
- 親がやってなかった からやらない
- 親が反対するから やっぱりやめとく
- 親が嫌な顔するから 諦める
といって、自分の「○○したい」を「無いもの」にしているのです。そうしていると、最終的にどうなるかと言うと、「自分らしさなんかない方がラクだ」という拗ねた考え方になってしまい、自分らしく生きてることができなくなってしまいます。
「世間」「常識」らしく生きている
世間や常識も、あなたが自分らしい選択/行動をするのを邪魔しています。また、世間や常識は「親」を通じて、あなたに影響をおよぼしてくることも多々あります。
何かをやろうとしたときに、
- 常識的に考えて これはやってはいけないよね
- 世間の目があるから これは控えておこう
- 世間的にはNGだから 当然自分もこれはNG
- 法律で罰せられるから これはやらない
- みんなが批判するから この発言は避けよう
- 人気があるから 私もこうする
- 一般的にはこうだから 私もそうする
- 知り合いになんて思われるか分からないから これぐらいにしておこう
- 他の人にあわせて 私もこれをしよう
- 学校で教わったから これが正しい
- 恥ずかしい思いをしたくないから これはしない
- 失敗するとバカにされるから 挑戦しない/無難に生きる
- かっこ悪いと思われたくないから みんなに合わせる
このような判断基準に思いあたる節があるなら、あなたは「常識」の範囲内でしか生きていません。つまり、学校を卒業して、就職して、結婚して、家を買って、定年まで働くという生き方になるでしょう。
あなたが本当にやりたいことは、その「常識」の中にはないと思ってください。常識の外側に出たときに、はじめて自分らしい生き方、自由な振る舞いができるようになっていきます。
「メディア」らしく生きている
メディアの影響力は絶大で、知らず知らずに私たちの行動に影響を及ぼしています。有名コーチの苫米地英人さんは、メディアを「洗脳装置」と呼んでいます。テレビは映像という強力な手段で、私たちの脳に価値観を刷り込んでくるそうです。
- テレビであの人が言っていたから これがいいんだ
- CMで流れてるから これを買おう/ここに行こう
- ドラマでやっていたから こういう風になりたい
自然とこういう選択をしている人が多いのではないでしょうか。テレビで何度も放映されていると、それが絶対的な正義/正しさであるように私たちは感じやすいのです。
自分らしく生きるステップ
自分の行動の基準を振り返ってみよう
行動するかどうかを判断するときに、「自分が嫌なことはしない、やりたいことはやる」という基準で生きていけたら、どれだけ自由でしょうか。
自分らしく生きるための最初のステップとして、自分がどれだけ「他人らしく生きている」かを振り返ってみてください。
最近
- 何かやろうとした
- 何かを言おうとした
- 何かを買おうとした
けど、「諦めたこと」や「やらなかったこと」を思い出して、なぜ?どんな判断で?やらなかったのかを考えてみてください。そして、その判断基準は「どこ」から来ているかを考えていきます。
このステップでは、「自分がどれだけ他人の生き方」をしているかを痛感することが重要です。痛感できたら、それだけで自分らしい選択ができるようになる人もいます。
「勇気」を出して「期待を裏切る」「常識を破る」
大したことは起きない
あなたが大事に握りしめている「常識」や「親の期待、言った言葉」を破ったとしても、実は大したことは起きません。
確かに、
- 親が悲しむ
- 恥ずかしい思いをする
- 批判される
- 白い目で見られる
ことはあるかもしれませんが、それも最初だけで、慣れたらそれまでです。
今、あなたはその最初の一歩を踏み出そうとしているのですから、
- 親を悲しませる
- バカにされる
- 指摘される
そういうこともあるということは、あらかじめ受け取っておいてください、想定しておいてください。
親、他人はそう思っているだけ
ただし、それはあくまで『「親」「他人」はそう思っている』だけの話です。
- へ~、そう思うんだ~
- へ~、あなたはそう考えるんだ~
- へ~、悲しませちゃった~
- へ~、悪いことしちゃった~
- へ~、怒らせちゃった~
と、聞き流してください。他人のいうことは、全無視でOKです!なぜなら、彼/彼女らも同様に、そういう親から言われたことや、常識/世間の範囲内で生きているからです。批判や反対されるというのは、「彼らの価値観とは違った」というだけの話しです。それによって、あながた行動を変える必要はありません。
これまで守ってきたルール、正しいと思ってきた常識の外側に出るのは、最初は勇気がいりますが、慣れてくるとどんどん勢いがついて、できるようになってきます。
気づいたときには、「自分らしく」生きている、「自分らしく」自由に振る舞えるようになっています。
ぜひあなたも、「自分らしい生き方」を取り戻してくださいね。
このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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