「ダメな自分」を認めて、受け入れる方法。受け入れることに抵抗がある人へ
2019.2.18
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ダメな自分だけではない
私はこのブログで「ダメな自分」を受け入れることが必要とお伝えしてきました。しかし、私がそうだったんですが、その「ダメな自分」を受け入れるっていうのが難しいんですよね。受け入れられない人には。
- 受け入れ方がわからない
- 受け入れたくないという抵抗がある
こんな理由があるからです。
この記事では、その2点について解説していきます。
受け入れ方がわからない
「どうやったら受け入れたことになるか」というと、「自分にはダメな部分/弱い面がある」ということを、「認めたら」受け入れたことになります。
要するに、「早く認めちまえよ」ということです。認めないというのは、抵抗しているということですが、認めない限りは「嫌でも認めさせられる」できごとが何度も起こってくるので、早く認めた方がラクだし、お得です(笑
「認めない」というのはどういう状態かというと、
- 目を背ける/逃げる
- 逆切れする/相手を責める
- 隠そうとする
- 頑張って克服しようとする/補おうとする
こういうことをしているのは、認めていない状態です。
要するに、「無駄な抵抗はよせ」ということです。
例えば、背が低いことがコンプレックスで女性に対して積極的になれない場合、認めていない人は厚底の靴を履いたりするかもしれません。でもそれはそれで「うわっ、あの人厚底の靴はいてる。背が低いのコンプレックスなんだ」って言われちゃったりするんですよね。
ちょっと身長の話になったりすると、過剰に反応して「身長は関係ない」「あいつより俺の方が○○だ」なんて言って補おうとしたりします。すると回りの人からすれば「いやいや、ちょっと見た目の話しただけでそんなに反応しなくても…」と不穏な空気になってしまうわけです。
背が低くてもコンプレックスを抱いていない人は、自分の身長を特に気にいしていません。私は身長が166cmですが、普通に生きています。(あっ、1cmサバよんでもた)
認めるには声に出すのが確実
声に出して言えると、認めることができます。
さっきの身長の例でいうと、「俺って背低いな~」「俺って身長166cmだな~」って感じです。
もしあなたが、子どもを叩いているならこんな弱音があるかもしれません。
- 俺って仕事できないな~
- 俺って役に立ってないな~
- 俺っていつも遅れてるな~
- 俺の給料少ないな~
- 奥さんとうまくいってないな~
- 何にも家事手伝えてないな~
- 何にもうまくいってないな~
- 全然成功してないな~
- 俺って取り残されてるな~
- 俺って昇進しないな~
思いつく限り、そんな言葉を言ってみましょう。そんな自分の一面があることを受け入れることが大事です。
「ダメなだけ」の自分ではない
「受け入れたくない」と抵抗がある人は、『それを受け入れると、自分は「ダメ人間」になってしまうんじゃないか』と思っているかもしれません。
はい、そうです。ダメ人間になってしまいます。
しかし
「ダメなだけ」の人間ではありません。あくまで、自分の一面として「ダメな部分」もあるということです。そのことがわかると、ダメな部分も受け入れやすくなるんじゃないかと思います。
「ダメな部分、嫌な部分、弱い部分もあるよね」と客観的に自分を見られるようになったら、あなたはもう受け入れていると言えます。
光と影の法則
私の心理の師匠が「光と影の法則」と呼んでいます。すべてのものごとには、光と影があるということです。
光だけ、影だけ、というのはありえないということです。あんなに素晴らしい!と思う人にだって、必ず影の部分があります。あなたにはそれが見えてない、あの人がそれを見せてないだけで・・・。
太陽を考えてください。光が強ければ強いほど、影も濃くなっていきます。逆に言うと、影(ダメな部分)が濃い=光(良い部分)も濃いということが言えます。
影は影だけで存在することはありませんね。必ず太陽、光があるから、影が出てくるわけです。
あなたにも同じことが言えます。ダメな部分だけでできてるわけではありません。良い部分も同じかそれ以上に、必ず存在しています。
ですので、安心して、というか早く、ダメな自分を受け入れてくださいね。そうすると、自然と良い自分も受け入れることになるからです。
ダメな自分を受け入れると、他人のダメな面も受け入れられる
人間は、自分が「ある」と認識しているものしか、他人にも見出すことはできません。
もしあなたが、奥さんや職場の誰かの欠点や短所が気になるとすれば、同じものが「自分にある」ということを認めていないからです。
自分にも同じ欠点がある人が、他人の欠点を指摘することはないですよね(笑。自分もそうなんですから。
なのに、他人の欠点が気になって、指摘したくなる人は、自分がその欠点を受け入れていないからなんです。
他人の長所が見えるようになり、人間関係がうまくいく
他人の欠点ばかりが目につくという人は、「自分の欠点」ばかりを気にしているということです。
「自分の欠点」ばかりを気にしている=「自分の長所」が見えていないということですね。
「自分の長所」が見えていないということは、「自分の短所」を受け入れていないからです。
「自分の短所」とは、「自分のダメな部分」のことですね。
他人の良いところが目につく人は、他人から好かれやすくなります。自然と職場や家庭の人間関係がうまくいくようになります。
このブログを書いた人

虐待・夫婦問題専門カウンセリング ヤマダ心理サポート 山田孝典
1986年兵庫県明石市生まれ。年上の奥さんと結婚した後、2人の子を授かるも、イライラをコントロールできずに、我が子を虐待してしまう。
家族と幸せに暮らせるようになるため、育児系のブログやウェブサイト、公共の無料相談、クリニック・病院の心療内科・精神科、民間カウンセラー(アダルトチルドレン系)に助けを求めるも状況は改善されず。。
別居・離婚寸前だったが、心屋塾に入門し、虐待をやめることができ、「今の自分でもいいんだ」と思える、実用的で現実的に効果のある方法・ポイントにたどり着き、虐待をやめられて、奥さんとも円満に暮らせるようになった。
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